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悪徳資格商法の多くは、電話による勧誘という方法がほとんどです。セールストークの内容については、前回のこの欄でもご説明した通り、「受講するだけで資格が取得できます」とか、「この講座を受講すれば、修了後にお仕事を斡旋します」といったものです。多くの場合、長々とトークを聞かされた挙句に、受講(あるいは契約)を迫ってきます。あまりにしつこい勧誘なので、「もしや悪徳商法では」と気づいて、「いいです」とか「結構です」といって電話を切ると、数日後に教材が届けられる、といったこともあるようです。
申し込んだ覚えがないので、その旨を業者に電話で告げると、「"いい"といったじゃないか」と高圧的な態度で、契約が成立していることを主張するのです。
このように、「いいです」とか「結構です」という文言は、確かに聞きようによっては「OK」を意味する言葉でもあるので、そうしたちょっとした不注意にも、悪徳業者はつけ込んでくるのです。
ですから、断る場合には、「いりません」「必要ありません」「お断りします」とはっきりとした意思表示をする必要があります。
また、電話で「いい」といっただけでは契約は成立しないのでは?
と考えてはいけません。本来、契約は口頭で意思表示するだけでも成立してしまいますから、電話の勧誘に際して、「やってみようかしら」といった意思表示があっただけでも、一応は申し込んだものとなるのです。

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